ケアの下準備練習は、出来れば1週間ほど行ってください。もしも、愛犬があなたの手グシやタオルなどを全く気にしていないようでしたら、実践的なケアの練習に入っていきます。
実践的なケアと言っても、最初からゴシゴシとタオルで拭いたり、ガリガリとブラッシングしないようにしてください。大切なのは、ケアが仔犬にとって気持ちの良い行為、と認識してもらうことです。
1、身体やしっぽ、肉球などを硬めに絞ったタオルで拭く。この時、タオルにジャレついて遊んでくるようでしたら、小さめのハンドタオルのようなものを使ってください。
タオルで拭かれるのを嫌がったり、遊びが収まらないようでしたら、<ここで㊙NYテクニック!>コングを使ってみましょう。コングに専用ペーストやおやつを入れ、コングに集中している間に素早く練習します。
2、繊細部位(口や目の周り)のケアは、小さめのタオルやガーゼを指に巻いて、目の周りや口の周りを優しく撫でるように拭いてあげて下さい。この時、愛犬が顔をそむけたり、嫌がる素振りが見られた場合、再度コングを利用して練習してください。
3、新しく指に巻いたガーゼで愛犬の歯を軽く触ってください。(歯磨きの練習です)この時、歯を磨くと言う感覚よりは、仔犬の歯を触る程度の練習にしてください。指先で前歯や犬歯をタッチする要領です。
4、さあ、いよいよブラッシングにトライです。ブラシは、愛犬の被毛に合ったものを必ず使用してください。ブラシやコーム(くし)の種類はペットショップのスタッフに聞いて用意してください。
下準備で行ったハンドブラッシングの要領で、先ず仔犬の背中や耳裏のあたりを軽く撫でるようにブラッシングしてください。そうそう、焦ってはだめです!最初はあくまでも、ブラシを滑らせる程度の要領で大丈夫です。ブラッシング=気持ちの良い行為、と認識できるように練習することが大切です。
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