ドッグトレーニングNYスタイルでは、「褒め方」を重要視しています。
あなたがどんなに愛情豊かに愛犬を褒めようとしても、その気持ちや行為が愛犬に伝わっていなければ、何の価値もありませんよね。
そこで皆さんには、「NYスタイルの愛犬に伝わる褒め方」を是非、練習して頂きたいと願っています。
あなたの精いっぱいの褒めを愛犬にどうやって伝えれば良いか？一番大切なのは、形で褒めるのではなく心で褒める事です。多くのドッグオーナーさんは、自分勝手な感情で褒めようとするので、愛犬にはそれが響きません。そして、おやつをあげるだけではあなたの気持はもっと伝わりません。
では、ドッグトレーニングNYスタイルの「愛犬に伝わる褒め方」を練習していきましょう。
愛犬が一番理解できる簡単なコマンド、ここでは「Come：呼び寄せ」で実践してみます。
１、”Come”のコマンドで愛犬があなたの前に来たら、直ぐにしゃがんであなたの視線を低くします。この視線を低くする動作は、愛犬がコマンドの終了を理解し、FREEになるという合図です。
２、いつもより高めのテンションで、愛犬の名前を呼びながら「John、Good Boy!!」と楽しそうに伝えます。くどいようですが、楽しそうにです！
３、ここで、多くのドッグオーナーさんがやってしまうミスは、両手いっぱい広げて愛犬の体を触って褒めようとすることです。もちろん、愛犬とは信頼関係が築かれていると思いますが、両手を広げて触ろうとする行為は、愛犬にとっては捕獲されるイメージとなり、本能的に後ずさりをしてしまいます。折角、褒めながら触ってあげようとしているのに、愛犬が後ずさりしていませんか？
４、このタイミングでは、愛犬に触ることをグッと我慢して、ただただ愛犬の名前とGood Boy!だけを楽しい感じで数回言いましょう。
５、そして、おやつを持つ手を、しゃがんだ膝の辺りに置きます。
６、愛犬がおやつ気付き、あなたの膝元でクンクン・ペロペロしている間の約１０秒間を使って愛犬の体をたくさん触ってあげて下さい。
＜最後に、NYスタイルテクニック！＞ Check it out!
７、愛犬におやつをあげたら、スッと立ち上がり愛犬から視線を外します。これは、愛犬に物足らなさを演出し、次のコマンドに期待感を高めるNYスタイルテクニックです。愛犬が感じる物足らなさは、次の練習につながる要素になります。
このやり方に変えるだけで、あなたの愛情が詰まった褒めが愛犬に伝わるはずです。
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