仔犬の甘噛み防止策2

前回は、

「では、仔犬の甘噛みをやめさせるには、どうしたら良いでしょう?」答えは簡単!やめさせなくてよいのです。で終わったと思います。

おいおい!前述では、噛み癖をつけてはだめだと言っていたじゃないか!との、ご批判の言葉も聞こえてきそうですが、甘噛みは仔犬の成長にとって、とても重要な行為なのです。

 

では、どうすれば良いのでしょうか。

そう、これまた答えは簡単! 仔犬が噛んでよい物を与え、その特定の対象物を噛んでいる時にだけたくさん褒めてあげるのです。

例えば、牛の革でできた犬用チューイングガムが最適です。


この犬用ガムですが、ただ与えれば良いと言う訳ではありません。
さあ、ここからがNYスタイルの㊙テクニックです。

1、ワンコ用ガムにのクリーム(コングペースト)を塗ります。(もしも、コングペーストが無ければ、無塩バターまたはフルーツジャムを少量塗ってもよいです)

2、仔犬にペーストなめさせてあげます。この時、ガムの片方はしっかりと持ったまま仔犬に与えてください。


3、ペーストなめているうちに、仔犬がガムを噛み始めます。 <さあ、ここが重要ポイント!>仔犬がガムを噛み始めたら、名前を呼びながらたくさん褒めてあげてください。耳の後ろや背中など、仔犬が気持ちよくなる部分を触ってリラックスさせてあげてください。

噛む行為を否定したり叱って止めさせては、仔犬にとっては大きなストレスになる場合もあります。そのストレスは、破壊行動や過剰な吠えに繋がりかねません。

むしろ、噛んでよい物を限定して与え、その物を噛んでいる時に、徹底的に褒めてあげることで、仔犬はストレスフリーの状態になります。

簡単ですよね。噛んでよい物を噛ませて褒めるだけ。ニューヨーカーも、こんな方法で愛犬と接して甘噛みを防止しています。

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